アイスクリームの『濃厚さ』について。ハンデルスベーゲンは2倍濃厚?

アイスクリームの『濃厚さ』について。ハンデルスベーゲンは2倍濃厚?

こんにちは。ハンデルスベーゲンです。

ハンデルスベーゲンにまつわる様々なことを扱うこの「HANDELS VÄGEN JOURNAL」。 今回から各回ごとにテーマが変わる「コラム」を始めることにしました。

この「コラム」では、作る側だからこそ書ける、アイスクリーム好きのみなさまに知っておいていただきたい話などをしていければと思っています。

そんなコラムの第一回目は「アイスクリームの『濃厚さ』について。ハンデルスベーゲンは2倍濃厚?」です。

「濃厚さ」が特徴のハンデルスベーゲン

濃厚なのに、軽くて繊細な後味

ハンデルスベーゲンのキャッチコピーでもある、「濃厚なのに、軽くて繊細な後味」。

わたしたちは日頃まさしくここを目指して、「ああでもない・・・こうでもない・・・」とアイスクリームづくりをしているのですが、この「濃厚なのに、軽くて繊細な後味」というフレーズで、わたしたちの作っているものが本当にお客様に伝わっているのだろうか?と思うことがよくあります。

そこで今日は、「濃厚なのに、軽くて繊細な後味」というキャッチコピーの前半部分である「濃厚」という部分にフォーカスを当てて、、、
「ハンデルスベーゲンは濃厚というけれど、どれくらい濃厚なの?」
「よくある濃厚なアイスとどう違うの?」

といった視点から少し詳しく書かせてもらおうと思っています。

アイスクリーム業界における「濃厚さ」の定義

そもそもアイスクリームにおける「濃厚さ」ってどういうことなんでしょう?実は、これについては厚生労働省が定めている明確な基準があります。

厚生労働省ホームページ:乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部改正について
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta0546&dataType=1&pageNo=1

「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」という言葉をご存知の方も多いかと思います。
スーパーやコンビニで売っているアイスの横や裏に書いてあるアレです。

みなさんが普段口にしている冷たくて甘い「アイス」と呼ばれる食べものは、同じように見えて実はいくつか種類がありまして、乳成分の分量によって、下記4つに分類されています。

アイスクリーム業界における「濃厚さ」の定義

アイスクリーム:乳固形分15.0%以上 うち乳脂肪分8.0%以上
乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれており、ミルクの風味が豊かに感じられます。植物性油脂を添加することはできません。

アイスミルク:乳固形分10.0%以上 うち乳脂肪分3.0%以上
乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少なくなっていますが、牛乳と同じくらいの乳成分を含んでいます。植物油脂が使われることも多くあります。

ラクトアイス:乳固形分3.0%以上
乳固形分は種類別アイスミルクよりさらに少なく、植物油脂でできているものが多いです。

氷菓:上記以外
乳固形分はほとんどありません。果汁などを凍らせたアイスキャンデーやかき氷などがあります。

分類の基準になるのは、その商品の中に含まれている乳固形分・乳脂肪分の分量。

そしてこの「乳固形分」と「乳脂肪分」こそがアイスクリームの濃厚さに直結するもので、これが高ければ高いほど濃厚な味わいになり、低ければさっぱりとした味わいになると言われています。

つまり、アイスクリーム→アイスミルク→ラクトアイス→氷菓という順で濃厚な味わいであるということですね。

※ちなみに、アイスミルクとラクトアイスに使われている植物油脂に関してはまた別のコラムで詳しく書きたいと思います。

ハンデルスべーゲンは一般的なアイスクリームの2倍濃厚!

では、濃厚さが自慢のハンデルスベーゲンはどうなのか?と言うと、代表的なフレーバーである「マダカスカルリッチバニラ」の場合、種類別はもちろん「アイスクリーム」なのですが、注目していただきたいのはそのあと。

無脂乳固形分15.0%
乳脂肪分17.0%

乳脂肪分が17.0%!もありますね。

国が定めた「アイスクリームと呼ぶことができる基準」が8.0%以上ということなので、ハンデルスベーゲンのアイスクリームはその2倍以上濃厚である、ということになります

「マダカスカルリッチバニラ」の場合

また、同じく代表的なフレーバーである、イタリアンチョコレートではなんと…!

無脂乳固形分16.0%
乳脂肪分20.5%

となっています。

正直、乳脂肪分が20%を超える数値というのは他では見たことがないので、ハンデルスベーゲンがただの「濃厚」ではなく「特別な濃厚さ」である、ということが、ここからわかっていただけるかと思います。

また、生クリームの表示基準として、やはり法令で定められた「クリーム」と表示することのできる基準が、「乳脂肪分18%以上であること」なので、我ながら20%というのはやはりかなり特別だと思います。

「イタリアンチョコレート」の場合

その日その時、気分に合ったアイスクリームを

その日その時、気分に合ったアイスクリームを

ただ、そもそも濃厚ならそれで良いのか?と言うとそんなことは全くなく、世の中にはサッパリとして美味しいものは星の数ほどありますし、それはアイスも同じですよね。

濃厚でしっかりしたものが食べたい時もあるし、さっぱりスッキリとしたものが欲しくなる時もある。

結局、その時々の気分にあったタイプのアイスを選んで食べるのが一番!ということだと思います。

濃厚なアイスクリームが食べたくなった時には是非ハンデルスベーゲンをお選びください♪

(もちろんハンデルスベーゲンのフレーバーの中にはベリーバイベリーや各種ソルベのようにすっきりしたものもご用意しています)

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