ABOUT US

ハンデルスベーゲンのアイスクリームは
自然な素材だけを使い、
乳化剤・安定剤・着色料・香料無添加でつくる、100%ナチュラルなアイスクリームです。

脱脂粉乳と植物油脂ではなく、
北海道でのんびりと放牧飼育された牛の牛乳を。
合成甘味料ではなく、
沖縄産の本和香糖と黒糖を
独自にブレンドしたものを。

こうして作られたアイスクリームは、
濃厚さをしっかりと感じつつも、
重さが残らない、良質な牛乳本来の味を
楽しめるものになります。

ここに加わるフレーバーも、当然、
余計な添加物が入っていない
ナチュラルなものを厳選しています。

バニラはマダガスカル産のフェアトレードの
ものをさやから煮出して。
チョコレートはイタリアDOMORI社のものを
中心に、 一流メゾンのものを
目的に応じて数種類使い分け。
抹茶は京都宇治の老舗茶舗から
仕入れた最高品質のものを。
チーズはパウダーチーズに頼るのではなく、
世界各国の無添加フレッシュチーズのみを。

また、春には福岡のあまおう、
夏には宮崎のマンゴー、秋には京都の丹波栗、
冬には山形のさくらんぼなど、
「旬」の恵みならではの芳醇な香り、
鮮やかな色彩を楽しんでいただくために、
香料や着色料も一切使用しておりません。

濃厚で豊かなミルク感とともに大事なのは、
後味の軽さや繊細さ。
どれだけ味にパンチがあっても
最後に嫌な風味が残ってしまっては台無しです。
これを両立させるためには、昔ながらの
手間ひまかけた製法が欠かせません。

まず、口にいれた瞬間に感じる
「濃厚で豊かなミルク感」を生み出すには、
乳脂肪分の高さが必要です。
しかし、乳脂肪分が高ければ高いほど、
調理途中で分離しやすく、
扱いが難しいものとなります。
そのため、仕込みに時間をかけ、
シビアな温度管理を徹底し、調理途中での
頻繁な状態チェックを行います。

そして、アイスクリームを作る上で
欠かせないのが殺菌工程。
厳選した自然素材の風味を少しでも
失わないように、数秒で終わる
高温殺菌ではなく、
2時間もの時間をかけて低温殺菌しています。

“なぜわざわざそんなに時間をかけるのか？”
というと、
高温殺菌した時にできる
タンパク質の「焦げ」のようなものを
できるだけなくしたいから。
ここでしっかりと手間をかけることが
「軽くて繊細な後味」につながっていくのです。

また、普通のアイスクリーム作りには
欠かせない乳化剤・安定剤も
嫌な後味の大きな原因です。
それらを使うことで
作業効率は格段に上がりますが、
その分いつまでも乳脂肪分が口に残り、
しまりのない後味になってしまいがち。
無添加にすることで、
ほどよく残りスッと消える
メリハリのある余韻となり、
自然と次のひと口に進むリズムが生まれます。

まるで、ピアニストが曲の最後の一音を
大事に大事に鳴らし切る感じ、
と言えば伝わるでしょうか？

そうやって手間ひまかけて出来上がった
アイスクリームは、ひとつひとつ心をこめ、
手作業でカップに詰められ、
皆さまのもとに届けられるのを静かに待ちます。

現代の主流である効率重視の
製造方法から考えれば、
そこにかかる手間と得られる結果のバランスが
なんとも非効率に見えるかも知れませんが、
わたしたちはこういった「あたりまえの手間」を
かけることこそが
アイスクリームづくりで
最も大事なことだと考えています。

自然の素材を使い、あえて手間のかかる
昔ながらの製法で手づくりするからこそできる、
濃厚なのに軽くて繊細な後味のアイスクリーム。
それがわたしたちの考える、
Authentic=本物のアイスクリームです。

本物のアイスクリームをつくろうと思うと、
どうしたって値段は高くなってしまいます。
ですが、わたしたちは、
自分のつくりたいアイスクリームを、
適正な価格で皆さまのもとにお届けするのが
わたしたちのやるべきことだと考えています。

子どもたちが大好きな、大人たちも大好きな
アイスクリーム。
長い人生と向き合うものだからこそ、
嘘はつけない。
人間の舌は私たちが思っているよりも
正直だから、つくり手自身も正直に、
本物であり続けなければならない。

本物のアイスクリームは本物の人間をつくる。
これがわたしたちのモットーです。